春日部市中央の内科,呼吸器内科
有賀内科クリニック

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予防的治療

インフルエンザワクチン

毎年10月頃からインフルエンザワクチンの予防接種を行っております。
予約は必要ございません。

禁煙外来

禁煙治療を行っております。(保険適用の患者さんのみ対象)
初回のみ予約制となっておりますので、お電話にてお問い合わせください。

肺炎球菌ワクチン

日本人の死亡原因として肺炎は高い順位に位置しており、高齢者に限った場合はより高くなります。医学の進歩に伴い若い人が肺炎で死亡するケースは稀になりましたが、高齢者の肺炎の治療はあまり改善してないのが現状です。よって予防することが何よりも重要と考えます。
肺炎の約3割は肺炎球菌が原因です。肺炎球菌ワクチンを事前に接種することで、肺炎の重篤化を防ぎます。
日本感染症学会、日本呼吸器学会でも肺炎球菌ワクチンの接種は推奨されています。
現在、我が国では肺炎予防のワクチンが2種類あります。下記に2つのワクチンの特徴を書きますので、接種をご希望される場合はどちらを接種するかお選びください。

ニューモバックス(PPSV23)

日本でも20年以上前から使われているワクチンです。
5年ごとに追加接種することが推奨されます。
年齢による公費負担の接種があります。
過去に接種歴がある方、2回目の接種からは助成金が出ません。

プレベナー(PCV13)

日本では成人では最近認可されたワクチンです。小児での接種は以前より認められていました。
1回の接種で長く有効のようです。
どの年齢でも公費助成は出ていませんので、自費で接種することになります。
米国予防接種諮問委員会(ACIP)では第一選択薬として推奨されています。

(ご注意)

  • 肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌以外の菌には有効ではありません。
  • ワクチンは罹患する確率を下げますが、完全に防げることはありません。
  • ニューモバックスの再接種の場合、初回接種に比べて強い局所の副反応(注射部位の疼痛、紅斑、硬結等)がおこることがあります。

当院では日本の学会が現時点で推奨している接種方法をお勧めしています。(なお学会では接種方法は将来的に見直しを行うとされています。)
ワクチンの接種歴、年齢でいくつかのパターンがあります。なかなかわかりにくいかと思いますので、ご希望であれば当院なりに推奨させていただきますのでご参考にしてください。
基本的には予防作用の高さから、ニューモバックスとプレベナー、まずは両方のワクチンを1回ずつ接種することを推奨します。

なお、肺炎球菌ワクチンを接種した場合でも、秋から冬のインフルエンザワクチンの接種は毎年受けることをお勧めします。
肺炎球菌ワクチンとインフルエンザワクチンを併用することで、重症化を防ぐことが期待できます[注1]。

[注1] ・・・ 下記リンク06ページ参照。
http://fa.jrs.or.jp/guidelines/stop-haien_medical_02.pdf

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帯状疱疹

帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは、水ぼうそう(水痘)をおこす原因ウイルスと同じ水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスによっておこる病気です。多くは子どもの頃にかかり治りますが、ウイルスは消滅したわけではありません。実は体の奥の神経節に隠れています。そして高齢になり、免疫力が低下したときにウイルスが復活します。免疫力の低下によって復活したウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれをつくります。この帯状の症状から「帯状疱疹」といわれます。
症状は、皮膚にチクチクするような痛みがおこることから始まります。
次に、痛みを感じた場所にブツブツとした赤い発疹ができ、小さな水ぶくれとなって帯状に広がります。この症状は、特に胸から背中、腹部などによくみられます。他には顔や手、足にも現れることもあります。
痛みは、刺すような鋭い痛みから始まり、次第に強くなりピリピリと痛みが強くなり苦痛を感じるようになる場合もあります。多くの場合は、皮膚症状の消失と共に痛みも無くなります。
ときに皮膚症状が改善しても痛みだけが残り、いつまでも続く場合があります。これを「帯状疱疹後神経痛」といいます。
若い人の場合は、ウイルスによって破壊された神経の改善は良好ですが、高齢者では改善が困難で、帯状疱疹後神経痛が残りやすいともいわれます。

帯状疱疹の予防

近年では小児を対象とした水痘ワクチンが定期接種となったため、水痘の自然流行がおこりにくくなった影響で帯状疱疹を生じる患者が増加してきていると言われています。
日本はワクチンに対しては後進的です。ワクチン恐怖症や、ワクチンに対する様々な考え方はあってもいいと思います。そのため医学的な有効性は明らかでしたが、ながらく認可はおりていませんでした。
しかし、平成28年3月に厚生労働省は「50歳以上の帯状疱疹の予防」作用を追加承認しました。

水痘ワクチンは悪性腫瘍・免疫抑制状態の小児を対象として開発されたものです。またすでに健康な小児には定期接種化されており、接種後の副反応の報告も軽微なものが殆どです。接種後に水痘が発症するケースはごく稀と考えます。なお水痘ワクチンは生ワクチンのため、他のワクチンを接種する場合、約1カ月以上日にちを開ける必要があります。